もう数年前のことですが、写真が出て来たので、この機会に思い出しながら書いて見ます。
ダイビングを始めて2年目くらいだったかな?初めて、ものは試し的に、フィリピンのボホール島に行くツアーを申し込んでみました。
ツアーと言っても添乗員はなし、航空チケットと現地のダイビングフィーが含まれていて、現地でのアテンドはダイビングサービスがしてくれると言うもの。
フライトはフィリピン航空。
ちょうどNew Year’s day だったので、機内食になんとなくおせちっぽいものが出ました。(左上のとこだけ)
空港のあるマクタン島から、セブ島に渡り、ボホールまではさらに船での移動が必要です。
初日はマクタン島と橋でつながっているセブ島に移動しホテルに一泊、翌早朝にまたお迎えの人が来て、ボホール行きの船が出る港まで連れてってくれました。
ボホール島までは所要時間、2時間くらいだったかな。
中は指定席で、前の方のスクリーンでは映画が上映されていました。私たちは後ろの方で、大型クーラーからの風の直撃を受ける場所になってしまい、かなり辛い2時間でした・・・・。
到着。
こちらにもまたダイビングサービスの方がお迎えに来てくれていました。
セブに比べて、ボホールはグッと田舎の雰囲気。
繁華街からちょっと出ると、街灯もなく、もしかして電気が引かれてない?と思う民家もたくさん。
ホテルもこんな感じのコテージでした。
・・・きれいなとこだけど誰もいない。
庭のすみの方で猫ちゃんの大家族が寝てた。
この後、ここを拠点に3日間ダイビングしました。
水中の写真は夫担当なのですが、この時はあんまり撮ってなかったのかな。枚数も内容もあんまりいいものがありません。ざんねん。
下のアウトリガーボードでかなり遠くのポイントまで行ったのですが、お目当だったギンガメアジトルネードも深いところにちょっとだけ見える程度でした。
ヘコアユとか、ピグモンとか、色々見たんだけど・・・写真喪失。
とりあえず、こんなのだけ。
この時、海況もあまり良くなくて、かなり強い流れのところを泳ぐことになりました。
まだ経験本数もあまりない私だからなの?ガイドさんの泳ぎにぜんっぜんついていけません。って言うか、全然前に進まない。
どんどん息が切れてくるし、もう体力の限界。でもキックやめたら流される。つかまる岩もない、どうしよう、ゼェゼェゼェ・・・。
我ながら冷静に、一旦もうちょっと深く沈んで、水底につかまって息を整えよう、と考えた頃、やっとガイドが迎えに来ました。
わーん、しむかと思ったよーっ!
あ、そうそう。
フィリピンでのダイビングでよく言われる「殿様ダイビング」。
現地人スタッフが船の上で待機していて、機材のセッティングなど全部やってくれるのです。
しかし、自分で持って行った機材だったので、勝手が違ったのか、夫のBCのバルブが緩んだままだったらしく、死にかけました。^^;
追い立てられるように慌ただしくエントリーしちゃったけど、最終チェックはやっぱ自分でやらないと怖いね・・・。
そのあともさらにトラブルが続きます。
帰りもまたセブ島のホテルに一泊して、翌日、早朝のフライトに間に合うようにショップの方がお迎えに来てくれるはずが、来ない。来ない。来ない。
電話してみると、迎えに来るはずのスタッフと連絡がつかないとかで(まじか)、しばらくして別の人が来ました。
予定より遅れて、でも間に合うね、よかったね・・・と搭乗口でほっと一息。
・・・・搭乗開始、遅くない?
そのうち耳に飛び込んで来た「CANCELED」。
待ってる人全員が、「えーっ!」って立ち上がる瞬間を見た。
続く。
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