2019年春のパリ、その②です。
二日目は美術館見学に当てることにしました。
持っていたガイドブックに、3大美術館を半日で!みたいな記事が載っていました。
三大美術館とは、ルーブル、オルリー、オランジュリーです。
位置関係はこんな感じ。
半日では無理だと思うけど、とりあえずおすすめにしたがって行ってみることにしました。
ルーブル美術館
ルーブル美術館は9時開館。
開館前に着いてチケットブースが混む前に入るべしというガイドブックの指示に反して、ホテルを出たのがすでに9時過ぎでした。^^;
地下鉄1番線のパレロワイヤル・ルーブル美術館(Palais-Royal/Musée du Louvre)駅で下車。
あの三角を見にきましたが・・・・
右奥の方、わかるかな?すごい行列!
なので、来た方に戻り、正面よりかは空いているらしい地下から入りました。
地下の入り口のあたりには、逆の三角があります。
上の写真を左に行くと、手荷物検査がありました。入場よりも先に荷物チェックなんですね。チェックを受けて、チケット売り場までいくと、地上の三角の真下に出ます。
そしてチケットブース。
こちらも並んでますね〜。
でも手前のブースはガラガラ。
奥の行列は通常のチケットを購入するためのもの、一方、手前のブースではミュージアムパスが購入できます。
1日で3つの美術館に行くつもり、そして予定よりも出遅れている今、迷わずミュージアムパスを購入しました。
ミュージアムパスについてはこの記事の最後で説明しますね。
ルーブルでは、オーディオガイドを借りてみました。
なんと、DS。笑
操作は簡単だったけど、作品の位置とか結構違ってなかなか思い通りに進めない。さらに最後、ここで終わりって放り出され、「で、ここからエントランスにはどう戻ればいいの!?」。^^;
美術館自体は素晴らしかったです。
ど素人目線でもとても楽しめました。私、彫刻が好きなのかも、という発見(?)。
見れば見るほど素晴らしくて、なかなか離れられない。^^;
有名なモナリザもここにいます。
もちろん大人気。
でもスマホで写真だけ撮ってサッと行ってしまう人が多いので、すぐに順番回ってきます。
他にも見所はたくさん。とにかくたっくさん。
オーディオガイドの主な見所コースみたいなのが終わって、お昼も過ぎ、お腹がすいてきたので、美術館を後にしました。
美術館と地下でつながっているショッピングモール、カルーゼル・デュ・ルーヴルのフードコートでランチ。ボリュームはかなり。
オルセー美術館
ルーブルの次に向かったのは、オルセー美術館。
セーヌ川を渡って、徒歩15分くらいです。
オルセーは駅舎だった建物を美術館にしたそうで、こんな形。
かっこいいですね〜。
あ!あの時計!
展示品の数も広さもルーブルには及びませんが、有名な絵画がたくさんあります。
じっくり見入っていたら、だいぶ時間が経ってしまった。
再びセーヌ川を渡り、最後はオランジュリー美術館へ向かいます。
オランジュリー美術館
ここにはあの、「睡蓮」があります。
楕円形の部屋の壁にぐるっと一周「睡蓮」。それも2部屋あります。とても写真には収まりません。
どちらの部屋も、真ん中にベンチがあります。
この時はとても混んでいたので、座っちゃうと絵が見えなくなっちゃう形でしたが、できればそこに座って、絵の世界にどっぷり浸りたかったなー。
オランジュリー美術館にはこの睡蓮以外の作品もありますが、睡蓮のための美術館と言った感じですね〜。
流石に3つの美術館をはしごすると、夕方になっていました。
ルーブルは1日かけても全部は見終わらないないので、当然消化不良は否めません。
オルセー、オランジュリーはそれほど大きくないので、この2つを1日で、は十分可能そうですね。
ミュージアムパスについて
さて3、つの美術館で大活躍だったミュージアムパスですが、これ、パリ市内・郊外合わせて60以上の美術館・博物館などに、入場チケットを買わずに直接入場できるフリーパスです。
上の3つの美術館では、いずれもチケット購入のために気の遠くなるくらい長い行列ができていました。でも、チケットがあれば、荷物チェック・入場はすんなり。
本当に助かりましたー。
チケットは3種類、2、4、6日分のがあります。
2日のチケットは€48でした。
1日で行った美術館だけでも、ルーブル€15、オルセー€14、オランジュリー€10、合計€39。
足らない€9は行列回避代と思えば決して高くないのですが、翌日、凱旋門とベルサイユ宮殿にでも行ったら簡単に€48はオーバーします。
たくさんの施設に入ろうとするならとてもお得ですね〜。
注意点は、利用する2、4、6日は連続してないとダメってこと。
それから、エッフェル塔など、除外の施設にも注意です。
私はルーブル美術館で購入しましたが、ツーリストインフォメーション等でも買えるはず。
事前に日本で購入することもできるようです。
くわしくはこちら。>>ミュージアムパス日本語サイト
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